湖北の暮らし案内所 どんどん

2022.03.04
暮らし案内

新企画/まちをつなぐみちすじ

(左から番頭:佐藤さん、草津まちづくり会社:西澤さん、タケムラ)

滋賀県は琵琶湖を中心に
湖東・湖西・湖南・湖北のエリアに分かれます。
湖北エリアは北陸の気候に近く
冬になると空色もグレーに時雨れ
湖南エリアはめったに雪が積もることはなく
同じ滋賀県でも見える景色が違ってきます。

「まちをつなぐみちすじ」
長浜まちづくり会社(称:まち会社)が
長浜から飛び出して外のエリアに行き
いろんな表情をもつ滋賀の各地や ときには県を越えて
すてきな方々と交友関係を築き
点どうしをつないでみようという
仲間さがしコンテンツです。

今回はまち会社代表のスタッフ
タケムラさんとミカミが
草津にあるコワーキングとシェアスペース
“みんなのハナレ”

草津まちづくり会社の
西澤さんに会いに行ってきました!

草津・みんなのハナレにて

シェア&コワーキングスペース
『みんなのハナレ』は
JR草津駅から徒歩10分

まちの路地裏にある築80年の長屋
その一軒をリノベーションした
草津で暮らし働くひとやまちをつなぐ交流の場

ハナレ3

ガラガラガラ(引き戸を開ける音)

mikami1

こんにちは~。

take2

お。キタキタ。(←高速ぶっ飛ばして、先に到着した)

nishi2

こんにちはー。“みんなのハナレ”を運営している草津まちづくり会社の西澤です。

mikami1

先日、草津のまち会社のみなさんでPICNIC BASEに来てくださってましたよね?ありがとうございました!

take2

そうそう。みんなのハナレはどんどんの妹分的な存在で、西澤なっちゃんとは各エリアのまちづくり会社があつまる場でも仲よくさせてもらってるんよ。

nishi2

参考にさせてもらってます(笑)

ハナレ4
(みんなのハナレ:築80年の長屋をリノベーションした草津の交流の場)
mikami1

素敵な場所ですね!
・・・タケムラさんスノーブーツで来たんですか?!

take2

長浜はすごい雪やからね。最近はこれが日常やで。今年の積雪量がすごくて!この前人生初めて雪下ろしもやってさ、2階の屋根から飛び降りて胸の辺りまで雪ですっぽり埋もれてもうたわ!

雪深いエリアでは積雪120㎝まで積もったのだとか!今年の湖北は雪かきばかり。

take2

それにしても草津はあったかいね。どんどんマンションが増えてる!

nishi2

私がこのまちに来てからも、ずっと建設ラッシュですね。

mikami1

すご!交通アクセスも良いし、京阪神でお仕事される方のベッドタウンとして暮らしてる方も多いですもんね。商業施設やスーパーも充実していて便利そう!

nishi1

駅の周辺は、マンションや商業施設がたくさんあって便利ですが、わたしがオススメしているのはハナレのある草津宿本陣周辺のエリアなんです。

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(手描きのイラストが可愛いマップ)

西澤さんがオススメしている草津宿本陣周辺のてづくりMAPを見せてくれました。

mikami1

へー!駅周辺しか行ったことなかったです。マップ可愛い! ここは、駅の中心地からすこし離れてますよね?まち会社もこの辺りなんで すね。

nishi1

そうなんです。わたしはこの辺を推していて。 新しくパン屋さんや焼き菓子屋さんができたりして、すごく好きなエリアで。 めっちゃ偏ってるんですが。

take2

え、それがめっちゃいいじゃないですか! こういう個人の“好き”が詰まったマップは世界観があって興味が湧くなぁ!

mikami1

わ~!草津のまち歩きしてみたいですね!

take2

そうだね。今回草津に来たのも他でもない!各地の面白い人たちと出会ってコミュニティを広げたいと思って長浜を飛び出してきたんだよ。

nishi2

なるほど!

“寄り道を満喫する”という提案

ハナレ5

~ しばしタケムラ節をお楽しみください♪ ~

take2

古くから『近江』と呼ばれたこの地域は、琵琶湖のまわりにいくつもの街道があって、まさに天下の渡り廊下みたいなエリアだった。 越前にカニ食べに行こう!とか、そうだ京都行こう!とか。目的地は別の場所にあるんだけど、道中必ず通る近江の街道筋にできたいくつもの宿場のなかに僕らが拠点にしている長浜や草津があるよね。

だからというわけではないけれど、近江の我々にはいろんな旅の道中に立ち寄ってもらうようなまちづくりをしてもいいんじゃないかと思ったんです。

nishi2

観光地として滞在時間を長く過ごしてもらおうというようなやり方ではなく?

take2

ですです。
もちろん、そうしてもらえたらうれしいんだけど、たとえば天気の良い日は琵琶湖のほとりをドライブしながらキャンプへでかけたり、そのまま若狭へ釣りにでかけたりっていう友達連れ、家族連れって多いですよね?

mikami1

うんうん。

take2

そういった人たちが、それなら長浜寄って行くともっと楽しいぞ。とか草津寄って行くともっと楽しいよね!とか、いくつかのまちに立寄りスポットがあってのんびり過ごせる。 ぐるっと琵琶湖の周りにそういう場所が点々とあったらとても素敵なんじゃないかなと思うわけです。

nishi2

たしかに。そうなんですよね。

take2

じゃあどうしましょ?と考えると、僕らがお互いのこと、まちのことをもっと知りたいよね、と。

nishi2

そういえばこの前、草津のまち会社メンバーでピクニックベースに行かせてもらったときに一緒だったハナレの番頭さんの佐藤くん。

彼は朝早くから長浜に行って、余呉湖とか木之本の江北図書館とかを巡っていて。やっぱりいわゆる観光地と呼ばれる場所よりもそういった周りにあるものが楽しかったみたいです。

take2

観光のためのコンテンツづくりは卒業して、各地で面白いことをしている人に会いに行くとか、暮らしが素敵だからそれを見てみたいとかが、これからの旅の理由になりそうだよね。

各エリアで面白いプロジェクトや人と出合って、関係を築きながら情報交換することでお互いにアップデートされていくし、自分たちにとって良い肥やしになると思う。

mikami1

何年も前に岐阜のリトルクリエイティブセンターとみなさんとした“勝手に友好都市宣言”みたいな感じですね。

take2

そうそう!岐阜の方に会いにおとなの修学旅行もしたね。あんなことが気楽にし合えたらいいよね。

関連記事

・「“近くて遠い”岐阜と滋賀、勝手に友好都市宣言!」開催報告。

・おとなの修学旅行@岐阜

草津と長浜から道づくり!

nishi2

そんな仲間を滋賀県内でつくれたらなって感じですか?

take2

そう!

nishi2

どこを拠点ともされていないプレイヤーの方々が行き来しやすいような道づくりをここでできたら良いなぁみたいなイメージですかね。

take2

うんうん。この場所にいくならこの人に会った方が良いよ。みたいな関係ができたらよいなと!

nishi1

いいですねー!

take2

ともかく、まずは気軽に草津と長浜からはじめてみましょうか!

mikami1

オススメのローカルフードを1品ずつ持ち寄るとかどうですか!?★

nishi1

あー、良いですねぇ!何かのきっかけでつながれたらいいなぁという人たちをお呼びして、ハナレで交流会するようなイメージですね。でしたら、みんなのハナレで月イチでひらいている“茶話会”に良かったら長浜のみなさんでお越し下さい♪話のネタを持ち寄っておしゃべりましょう。

take2

それいいねぇ。純粋にそこからどんな人に会えてどんなことが起るか超たのしみだね。

伊吹山

そうこう話が盛り上がっているうちにあっという間に時間が経ち、長浜へ急いで帰らねばならない時間に。

わたしたちは次は再び6月に会う約束をして、高速に乗ってビューンと湖北に帰るのでした。雪化粧の伊吹山が超キレイ!