自然豊かな湖北、それを活かしたプロジェクト
山から、琵琶湖まで楽しむ12個のツアー 「MOTHERS 琵琶湖探検手帳」
湖北にある楽しいフィールドや、個性的でチャーミングなガイドさんたちをつないで、
気軽に「ちょっとディープな湖北」を体験できるガイドツアーにしたい
そんな思いで、来年の始動に向け、組み立てを試みています。
そこで先日は、
クルーズ→サイクリング→カヤックという、一日大満足プランで、モニターに行ってきました!
湖北の秘境を巡る「奥琵琶湖クルージング」 湖上タクシー編です。
クルージングといっても、、
そう、漁船です!
案内は、琵琶湖で漁師をされている松岡さん。尾上漁港を出発します!
さわやかな風を感じます。
竹生島が見えて来ました。
周囲をぐるっと、ゆっくり回ります。
琵琶湖に浮かぶ島、竹生島。
その島を、湖上から目の当たり。
青一色の景色から、点に見えた竹生島がどんどん大きくなって、
文明を感じる建物や景色が見えたときは、なんだか心がドキドキ、高揚していました。
ここで、バケツを取り出した松岡さん。
琵琶湖の「水にふれて、何度かあててみてください。今日の宿題です。」
順番に水にさわって、何度か予想していきます。
「25度!」「20度!」
「え?そんなある?20度ないと思うけどなぁ、19度!」
なんやかんや言いあいながら
松岡さんが手をそっと入れて、「23度やな」
水温計で測ってみると、22〜23度あたり、ドンピシャです。
そして、わたしは15度予想でした。
15度って、井戸水の温度やでと突っ込まれる始末。。
水の温度と、普段意識している気温の感じ方は全く違うので、温度あてはかなり難しいです。
湖上から、菅浦や月出、穏やかな集落を眺めます。
なんだか私たちが見られているような気もしますが、
生活を覗き見しているみたいで、少しドキドキしました。
クルーズも終盤。
湖岸沿いにゆっくり船を走らせて、ぼーっと眺めていたら
ふと、◯◯が、、! !
さて、みなさん!
見つけられるでしょうか?
写真の中に隠れた、不自然なナニカを探してください。
↓
↓
答えは、、鳥居です!
有漏神社といって、琵琶湖に面した場所にたっており、
陸からでは、山道を越えないと参拝できないそう。
知る人ぞ知る秘境です。
ここで、松岡さんが、段ボールから何やら取り出しました。
はいっと渡されたものは、琵琶湖に沈んでいたという、縄文・弥生土器。
なんと、松岡さんが葛籠尾崎湖底遺跡から引き上げた、本物です。
おずおずと、触ってみると、意外と軽くて、手触りが良かったり、
よくみると、繊維のようなものが見えたり、
これほど綺麗な状態で、現代まで残っていたのはやはり琵琶湖に沈んでいたからか、、
水中遺跡にはいくつかの説があるそうですが、いまだ多くは謎のままらしいです。
湖上から秘境をめぐるミステリーツアー。
今回案内してもらわなければ、きっと知らなかったであろう場所・歴史の数々、
本当に楽しかったです!
今回のプランが形になるのは、まだ先になりますが、
湖上タクシー
は、通年、天候に合わせて運行されています。
ぜひ気になった方は、予約していきたい場所を伝えてみてください。
後編へ続きます。