3月2日~10日の9日間、レイクサイドギャラリーの一般公開を行いました。
期間中、たくさんの方々にご来場いただき、誠にありがとうございます。
3月初旬、まだまだ春と呼ぶには寒い気候でしたが、館内はたくさんの方でいっぱいになりスタッフのほうが驚き!
カラフルな装飾にびわ湖や山のペイントを見るなり、子供たちも走り回ってはしゃぐ姿。
柱や壁に貼っているアンケートにしっかりと応えてくださる姿。
公園の散歩中にふらりと立ち寄ってくださる姿。
廃墟だった空間に再び活気が溢れた瞬間、これまでの作業の苦労が吹っ飛んだのは言うまでもありません。
新聞掲載効果もあり、豊公荘に泊まったことがある方や、この食堂スペースで大衆演劇を見た、披露宴をされたという、この場所にエピソードを持つ方々も想像以上にお越し下さいました。
思い出深い建物がなくなってしまう寂しさを感じつつも、壁面の問いに対して次の展開に期待する声も多く、壊すのを待つだけでなく、この場所の意味や価値を見直す良い機会だったように思います。
また、撮影スポットとしても抜群に本領を発揮するカラフルな空間。窓の自然光が白い床に反射して、どこを切りとっても素敵に映ります。
おのおのが思う撮影スポットで手持ちのスマホを片手に撮影会が行われる姿には、スタッフもよっしゃ!とガッツポーズ★
“びわ湖とまちをつなげる”をテーマにスタートした湖畔の場所づくり。
最初はスタッフで取りかかったものが、どんどん地域の方々が応援にきてくれて、再び人が集まる『みんなの居場所』として生まれ変わりました。
湖畔のクリエイティブなサードプレイスは期間限定の場所ですが、こうやって人々が集うことで、未来の楽しみに繋がるきっかけになったのではないかなと考えています。豊公園はまだまだポテンシャルを秘めた場所。これからもその可能性を探っていこうと思います。