毎年この夏の強すぎる日差しに参りながらも、 夏はカラッとしているのが、やっぱり良いなあと思えたり…。 矛盾を抱えながらも四季がめぐるのを なんだかんだで楽しんでいるスタッフのミカミです。
お盆に発生した台風で、朝夕に少し秋を感じるようになりました。 8月のどんどんといえば、前半にいろいろとイベントが重なり、 2019年の前半戦の山場をおかげ様で無事に終え、 ホッとした気持ちでお盆を迎えることができました。
肩の荷が下りきる前に、次のステップアップのためにも 8月行った・参加した企画の振返りをしておこうと思います。
●8月2~4日 水辺のちいさな芸術祭ひらひら
●8月2、3、9、10日 Local Food & Beer Garden
●8月10日 米川水路探訪
5月の半ばくらいから、絵画教室のNagahama Art Laboの代表松野さんを交えて、水辺を使った素敵なインスタレーションができないかと打合せを重ね、8月に開催した野外展示企画を開催しました。
わたしたちにとっても初めてのまちなかを使った空間演出の企画が、思いつきで描いたらくがきから、生徒さんの手づくりのTシャツや風鈴によって、ほんとうに素敵に個性的な展覧会となりました!
約90個の作品群が、普段何気なく行き交う日常の風景のアクセントになり『非日常』をうみだし、そこに暮らす人や、観光客の方や、知らずに通った人までもが展示に足を止め、写真を撮っている姿をみると、作品を飾った水路を眺める光景がなんとも嬉しくて…。
『何してるの~?』とか『素敵やね!』と言われると、ただただよかったなと泣きそうになりなりました。
ひとりでは、できないことでも他の誰かと協力しあえると、想像以上のものができるんだなぁ、と企画が終わってからはひとり『ひらひらロス』をくらっておりました。w
語彙力のなさで、感情部分がうまく書けない。。。。涙
地元の生産者さんと消費者を美味しくつなぐことを目的としてはじまったローカルフード&ビアガーデン!!今年で4回目を迎えました。
4日間しかないイベントに何度も顔を出してくれる友人や、帰省のタイミングで来てくれたり、この機会にどんどんに遊びに来てくれたり…どんどんのスペースから気の良い人たちであふれる光景が、今までの軌跡をみているようで感慨深くもあって。
今年は、湖北でつくったお米を使ってできたクラフトビールが提供できたり、アートラボの生徒さんが作られた70個の風鈴で目や耳でも涼を感じられるようになっていたり、生音が聞けるライブの日があったり。
このイベントに向けていろんな方とコラボしたり、ご協力いただいたりしながら、毎年すこしずつマイナーチェンジを繰り返しています。スタッフ共々慣れないことにわたわたしながらも楽しませてもらっています。今年も無事に終わって一安心!
わたしたちの暮らしと深く結びついている米川。
どんどんの横をながれる二筋の川の太いほうの川の名前です。今回は、まち歩き…ならぬ、川歩きをまちのみなさんと一緒にしてきました。
炎天下のなか運動不足のわたしは、だただ足手まといになるか不安でしたが、 米川の川は冷たくて気持ちよくて想像以上に快適…!!!
川歩きは、千茂登さんからはじまり、どんどん橋を越えたところまでのコース。
浅いところあれば、深いところもあり。
石垣もいろんなつくりのものがあったり、かつてこの川で食器を洗ったりしていたであろう光景に想いを馳せたり、川にせり出した古民家がとてもかっこよかったり、歩いている横を小鮎が通過したり… 水辺の暮らしの風景が感じられてとても良かった。
『かつてここに舟を留めて荷物を運んだのかな』、『夏限定で米川のいろんなところで川床を設置したら面白そう!』
昔の米川の光景を想像したり、これからの米川を想像してみたり…。
川なんて何年ぶりに入ったんだ⁈もはや好奇心しかない状況で水路探検をただただ楽しみました。
まるでニーハイソックスみたいな太ももまである長靴を履くのも人生初で、 これが意外と新鮮な体験で…wこれを履いて川を歩くだけでも十分たのしい。
目線の角度を変えるだけで、こんな身近非日常があるなんて、再発見すぎる!!
まちづくりのヒントは、もしかすると川の中にあるかもしれません。
どんどんをオープンしてから4年余り。振り返れば、もっとこうすればよかったな…と思ったり、反省点や改善点も多々出てきます。
それでも、こうした少しずつ繋がってきている関係や、わずかな手応えをしっかりと感じながら、地に足を着け、土のやわらかさや硬さを自分たちのなかで感じて、考えながらゆっくりでも進む。やっぱりそれしかないよなぁ、なんて話をしたりしています。