第2回目の“これから”。今回は、
理想の住まいから考える、これからの暮らし(後編)です。
前編では、理想の暮らしをするには、
“素敵な家”だけでなく、
自分たちがイメージする暮らし方や、
いまの生活スタイルをよく考えながら、
気になる地域の習慣や文化背景にも目を向け、
『自分もそのコミュニティに入ってみたい』
そう思えるかが大切になってくるという話でした。
(理想の住まいから考える、これからの暮らし(前編)記事はコチラ!)
わたしたちのゆるい座談会は後編に続きます。
へー!どんどんには、そんなお客さんもいらっしゃるんですね。
そうやって来られた方には、建物を紹介している移住系サイトや場所をお伝えしているのと同時に、会話のなかで、この辺の文化や地域で活動している方がどんな方だとか、地域のこともお話していた気がするなぁ、とふと思って。
自然に地域の背景や情報を話されていたんですね。
自分の知り得た情報くらいしかお話できないんやけどね。
そう思うと長浜って、外からここに住みたいひとが一歩踏み出しやすいサイトなり、キッカケになる場所があちこちにある気がしない?。
アクセスしやすいプラットフォームがあって、それらのネットワークがちゃんと横にも繋がってますよね。
そう。横の繋がり!
それぞれのプラットフォームがお互いに情報を共有することもできているし、なんなら実行にまで移してる。そういう状況が長浜は整ってる気がする。
声を掛ければ応えてくれる組織やメンバーたちが周りにいてくれるから、安心感もあります。
・・・えっと。2人の話の腰を折ってしまって申し訳ないんだけど、結局ぼくの中で結論をだしてしまうとですね・・・(笑)
えぇ!結論ですか?!(笑)
ど。どうぞ、どうぞ!
これからは、コミュニティづくりがとても大切な時代になると思うんだよ。
“コミュニティづくり”ですか。
例えば、ぼくの場合、お米はスーパーで買わずに知り合いの米農家から直接美味しいお米を買っていたり、古い建物のリノベーションや家の相談したいときは仲間の建築士に相談に乗ってもらっている。
そういうお互いが協力して高め合えるコミュニティとその環境が本当に大事だと思っていて。
ほうほう。
これからは、そういう環境をじわじわと広げていきながら生活するような時代にならなきゃいけないし、僕自身も社会に対してもそうしたいと思ってるんだよね。
なるほど。
働き方やスキルが多様なメンバーが身近にいると、なんだか面白そうなアクションができそうな気がしますね。
そうでしょ?
ぼくは、こういったコミュニティのなかで仕事をつくりだしていくことが、長浜ではできるんじゃないかって思ってるんだよ。というか、もう動き出せると思うんだよね!
タケムラさん、また何か企んでそうですね!
フフフ。
そういった互いが高め合えるコミュニティが広がっていくと、おのずと長浜に面白い人が集まってきそうですよね。楽しみが広がりそうです。
確かに。
そういう意味では実際、角君も私もそれぞれ地元が滋賀だけど、なんとなく面白そうなにおいがする長浜に呼ばれた感じしない?
確かに。それはあるかもしれません(笑)
理想の住まいの話からずいぶん飛んだ気もするけど(笑)
でも、理想の暮らしを実現していくには、じぶんだけが良ければそれでいいっていうものではないってことね。
そうそう。
単純に家のしつらえとかお金だけでは、ぼくたちが理想とする暮らしの条件は揃わないってこと。
お互いを高め合えたり、助け合えたりできる仲間がそばにいてくれるような、そんなコミュニティの土壌をつくっていくことが理想の暮らしの第一歩なんですね。
なんか、前編の“理想の住まい”の話をきっかけに大事にしていきたい部分が見えてきたところで、3話からの“これから”がどんな展開になるか楽しみだな。
・・・う。なんだか今の言葉でハードルが上がった気がしますが、頑張りますッ!
ライフステージがあれこれ展開していく世代のわたしたちがが、“いま”暮らしのなかでふと感じたことや、日常の取り組みを取り上げていく“これから”。
ひとまず最初のZOOM座談会はここまでです。
3話目はどんなテーマが出てくるんでしょう?!どうぞお楽しみに!
いきなり前編のお話から、ちょっと話変わっちゃうんですが、どんどんで水辺の喫茶を運営していると、長浜で家を探している方がたまにふらっと喫茶に立ち寄られることがあるんです。