先日、「一斗缶炭焼き」に初挑戦しました…!
やり方を探りながらの一斗缶炭焼きは、結果としては失敗!
本当なら成功させて、秋冬のワークショップや雑木の利用という展開を見据えたかったのですが、その道はまだ遠い…。(涙)
ということでこの記事は、
もう一度トライする時のための、またはどこかの誰かが同じ失敗をしないための“失敗レポート”です。「こうすると成功するのでは?」というアドバイスお待ちしています!
・一斗缶 ※上部全体がフタになっているもの
・耐火レンガ
・炭にする木
・竹筒
・たき木
・火バサミ
・軍手
・チャッカマン
できるだけ隙間が少なくなるように詰めます。
今回は、実験的にいろんな太さのケヤキを入れました。太いものでもしっかり炭になるのか?
※どのケヤキも完全な炭にはなりませんでした!(涙)結果は記事終盤に記載しています。
耐火レンガを積み、台をつくります。ハの字に組んで火のまわりを意識しました。
今回は、レンガの蓄熱効果が活かせるように、一斗缶の側面にも積み上げています。
一斗缶の中に空気が入って燃焼効率が悪くならないよう、フタと煙突の間の隙間を泥で埋めます。
最初の燃え付きが良いよう、燃えやすいスギの葉を着火剤代わりに入れておきます。
チャッカマンやマッチ等で着火。写真のようなガストーチがあると火力が強いので便利です。
火が弱くなってきたら、薪を追加したり、風を送ったりして、火力を維持します。
煙がほとんど出なくなったら、ケヤキの水分等が抜けている証拠。
…のはずだったのですが。7時間燃やし続けても、煙は出続けました…。
結局、日が暮れてしまったのでこれ以上燃やすことをあきらめ、開封は翌日に持ち越しとなりました。
缶が冷めていることを確認し、開封!
煙突穴からちょっと見えているケヤキは黒っぽいが、果たして結果は?
パカっと開けると、焦げ色のケヤキばかり(涙)
もし、正しく炭になっていれば、元々のケヤキの木の色が垣間見えることはなく、缶の中身は真っ黒と灰色ばかりになるはずなのですが…。
どのケヤキも、下半分は炭化していました。
が、上半分は生木(=焼く前の状態)のままでした。
火に近く空気(煙突口)から遠い一斗缶底付近の下半分は、おそらく火がしっかり伝わりうまく炭化したのでしょう。
上半分の生木部分は…?ノコギリで切ってみると一目瞭然。
まったく炭になってません!
潔く失敗を認めましょう~(涙)
というわけで、初挑戦の一斗缶炭焼きは、失敗に終わりました。
ケヤキの一部は炭化しましたが、全体的に燃焼が甘く、生木の部分が多い状態でした。
しかし、転んでもただでは起きません…!笑
この失敗録が、もう一度トライする時のための、またはどこかの誰かが同じ失敗をしないための“踏み台”になればと思います!
ちなみに、考えられる原因と対策は以下こんな感じでしょうか?
もっと簡単にできると思っていましたが、木も炭も奥が深いですね。
みなさんからの「こうすると成功するのでは?」「一緒にやりましょうよ!」というご連絡、お待ちしています!