除草を進め、何を植えようか決めた、第1章…。
第2章では種をえらび、蒔きます!
今回は、種苗メーカーへの就職を来春に控えている大学生の土屋くんの手も借りることに。
植える予定のもののうち、「赤カブ」と「ニンジン」と「カレンジュラ(金せん花)」の種を、種苗屋さんで選んできました。
どれも種蒔きの適期、もしくはやや遅めです。
聞き慣れないカレンジュラは、エディブルフラワー、つまり食用花(と、wikipediaに載っていました)。
エディブルフラワーと言われているものを食べたことがないので、「どんなもんだろう?美味しいのか?」という好奇心から、植えることにしました。
前回雑草を抜いた時には気にならなかった、小さな雑草や根っこ、石ころがまだたくさんあります。またこの作業か…と思いたくなる気持ちを抑え、種の生育を妨げそうなものを手作業で地道に除き、土を耕します。
1時間ほど作業をしてようやく、種が蒔ける(と、素人ながら思える)状態に。
「よっしゃ!土屋くんおつかれ、種蒔こう!」
封をビリっとやぶって「どれどれ、蒔き方は…?」
と、ここでまた再ブレーキ…!笑
2人とも、種のパッケージの裏に書いてある「蒔き方」の説明が理解できません。汗
筋蒔き(すじまき)って何…!?
その場でスマホに頼り、なんとか蒔き方を把握しました。
ざっくりイラストにするとこんな感じ。
「筋蒔き」は、直線状に凹みをつくり、そこに種を落とし入れる蒔き方です。
これで蒔き方は解決しました。
今度こそ、種蒔き!
赤カブの種は、丸い形。“コロコロ”。
ニンジンの種は、細長い形。“パサパサ”。
食べ慣れた野菜でも、種を見るのは初めて!
種子のパッケージの開封、予想外に楽しいですね~。
赤カブ、ニンジンを畝に「筋蒔き」して、
カレンジュラ(金せん花)の種は「ばら蒔き」します。
最後に、土の乾燥と寒さを防ぐ効果がある(と思われる)籾殻も蒔いて…
種蒔き完了!
無事に芽は出るでしょうか。
結果は第3章に続きます…!
小谷山やその裾野に広がる田園風景、そして川魚や水鳥が見られるびわ湖など、豊かな風景がたくさん見られる湖北。
しかし、いわゆる“まちなか”の暮らしを日々送っていると、土をさわったり、大地の恵みを実感したりという機会はそう多くありません。
とってもちいさな「どんどん畑」ですが、
どんどんに畑があることで、
家の向こうに見える山々や水の巡りを想像するキッカケができるかもしれません。
そうやって、ふだんの暮らし方や、自分のからだに入るものについて、これまでとちょっと違う視点を深められればと思います。
そこから人に、まちに、さらなる広がりが生まれるともっと良いなぁ。
さて、今回はここまで!
次回第3章は発芽!?お楽しみに◎
畝幅(うねはば)ってどこからどこまでのことなんだ…