こんな暑い日にがっつりと外歩きをしたのはいつぶりだろう。
午前中に消費したエネルギーをお昼休憩でチャージ。
次のアポイントまでに少し時間があり
せっかくなので桜川のあたりも歩いて見に行くことにしました。
地域づくり連合会のおじさまたちとは現地集合ということで
今日はどんどん歩きますよ~!
少し歩けば、滝汗。
川の中で爽やかに過ごしていた午前が既に恋しくなります。
「川があったら入りたい・・・」
川に出合うことなく、三嶋大社まで到着。
三嶋大社は、古くから伊豆国一の宮として栄え、源頼朝が源氏再興を祈願したことでも知られています。
こういう機会がないとなかなか伺えない場所なので、そういう偶然的な巡り合わせもおとなの修学旅行の醍醐味である。
三嶋大社の近所の陶器屋さん。
風鈴用?の荷車から大量の風鈴の音が響く。
まさに夏のBGM。
なんとも奇をてらってない昭和レトロな佇まいがすごく素敵。
おとなりもまたとても風情ある建物ですねー。
『懐古堂ムラカミ屋』という国登録有形文化財のようです。
この建物をリノベーションし、ウイスキー蒸留所を立ち上げる計画があるそうな・・・!
歴史あるカッコイイ建物の雰囲気をそのまま活かして有効的な使われ方をされていて良いなぁ。
懐かしくほっこりするような雰囲気のお店がチラホラ。
なんだか可愛らしいサインもありますねー!
自転車のマーク・・・?
しばらく歩いたところで
午後の案内人・加和太建設の勝浦さんと合流。
勝浦さんは、タケムラの学生時代の後輩さんとのことで
お忙しいなか時間を割いてくださいました。
加和太建設は、三島駅近くに本社を置く公共土木事業や不動産業など手掛ける建設会社。それらの事業に加え、まちづくりに関する施設の立上げやシェアリングサイクル、ZINEの出版など『三島のまちを元気にする』取り組みもされています。
勝浦さんのお話を聞きつつ、エアコンの効いた室内が快適◎
汗が落ち着いたところで、もうひと歩き!
三島のまちを案内してもらいます。
まず、赤橋を越えてすぐのところにある『みしま未来研究所』へ!
廃園になったまちの幼稚園だった場所を、地域の未来を語り、特別な一歩を踏み出せる場所として元気に活用されていました。
カフェ&バー、多目的ルーム、コワーキングなどがあり、園庭でイベントを開催することもあるそう。
幼稚園だったころの可愛らしい雰囲気が残っていますね!
『Café&Bar Blooming』
70種類以上のクラフトビール、コーヒーなどのソフトドリンクなども取り扱うカフェ&バー。
黒板に貼ってあるチェキは、お店番の人たち。
すごい人数!!
びっくりなのは、スタッフ数だけではない!
ここお店番のみなさんはボランティア!
クラフトビール好きから、学生、主婦、ご年配の方まで幅広い年齢層の方で成り立っているそうで、みんな人との繋がりや、お金ではない価値を感じて集結しているとのこと。
面白そうな取り組みをしている場所には、面白い人たちが集まってくるのはどこも同じなんだなぁ◎
続いて、趣きある古民家へ案内してもらいました。
玄関には3つのインターホン!?
ここには個人会社の方々が古民家をシェアしながら使用されている建物。
「おじゃましま~す」
オフィス見学というよりも、人の家にお邪魔するような感覚。
室内も、もとの建具などをそのまま活かしてあり
小説にでてくる下宿先のようなノスタルジックな雰囲気。
続いて、三嶋大社の門前通りから
裏路地へ入ったことろにある『LtG StartupStudio』へ。
もとは複合施設だった場所を、起業にまつわる課題解決やサポート支援をするスタートアップの拠点として活用されていました。
ミーティングルームの壁がカッコイイ!
それから、あと何がすごかったって
サウナ室があったこと!!しかも2部屋!
当然外には水風呂があり、なんだかすごい施設!
こりゃいつでも整いますな!
午後はサクサクどんどん進みます◎
次の目的地まで歩いている途中に
誰でも気軽にまちなか移動に利用できる
シェアサイクル『ハレノヒサイクル』を発見!
可愛い自転車のサインはこれだったんですね。
ときどき昔ながらのスタイルで続いているお店を見つけるとつい写真を撮りたくなる・・・!
こういう商店街のお店の感じがたまらなく好きです。
最後に案内していただいたのは
元ブティックだった3階建ての建物。
現在は『ワーカーズリビング 三島クロケット』という
名前のコワーキングスペースとして昨秋からスタートされている場所。
“遊びに近い場所で働く”をコンセプトにした
家守がいるコワーキングスペースで
スタッフの方は街と旅人をつなぐ役割も担っているとか。
県外から来た人やスタートアップを目指す個人企業の方にとっても受け入れてもらえる場所があると、まちの風通しの良さを感じます。
こういった地域の企業がまちづくりに積極的に関わると
使われていない建物もひとが交流できる場が増えていきそうですね。
足早にたくさんの場所を案内してもらいましたが
ぼちぼち帰りの新幹線が気になってきました。
それでも、帰る前にもう一度川へ入りたい面々は
駅へ向かいがてら『白滝公園』へ。
長浜でいうと舎那院さんのような、ちょっと静かな場所。
ここも湧水が湧いていて、池のようなかたちになっています。
ところどころに足を浸けながら座れる場所もあり
カップルがデート中だったり、ここでも子供たちが水遊びをしていました。
大切な憩いの場としてまちと川が寄り添っている三島。
長浜のまちを流れる穏やかな米川とまちとどのようにリンクさせていけるか
みんなで考えるきっかけづくりとしてとても参考になりました。
聞くよりも実際に現地に行くことで、五感をフル稼働させて体感できることが大切だなぁと思います。
久々に素敵な大人の修学旅行でした!
暑いなか、みなさんお疲れ様でした。