【マテリアルズ】とは
ものづくりのなかで二次的に発生した価値ある素材のこと。
身近な企業からでる捨てられてしまうものをあえて廃材と呼ばず、二次的に発生した価値ある素材“マテリアルズ”と見立て、面白いアイディアによって、誰かに喜ばれるものに生まれ変わらせる。長浜にそんな循環型ものづくり、アップサイクルのムーブメントをおこしたいと始まったプロジェクト『ナガハマMATERIALS』。
今回、企業訪問をしたときにいただいたマテリアルズを使って、まちづくり会社のスタッフでアップサイクルに挑戦してみた最初の数々をご紹介します。
ミーティングのときや外で建物のスケッチをするときに、手軽に扱えるメモパッドがあればいいなということで完成したサコッシュタイプのメモパッド試作第1号!
(有)千里テント商会さんからいただいたテント地の端材とハヤミ工産(株)さんからいただいたロープを組み合わせました。お洋服にも映えるイエローが目を引く可愛い仕上がりですね。まだまだ試作の段階ということで、ここからのアップデートがどのようになるか楽しみです◎
こちらはデザイナー・キリハタさんがつくったプロダクト。ゴミになるものがまた新たな付加価値をもったものに生まれ変わるというアップサイクルの本質をシンプルに再現した一輪挿しと小物入れ。シンプルな製品だけにどのインテリアにも馴染みそうですね!
ものの見方を少し変えるだけで価値のあるものへと進化するデザイン思考はアップサイクルブームを起こすには大切な考え方。これからもう少し手を加えて行くそうです!
企業のみならず、自宅からも出てくる使用済みの米袋。そもそも頑丈なつくりになっていますが、それをさらに蝋引きして味をだし、アクセントとして千里テント商会さんからいただいたテント地でポケットを縫い付けてクラッチバッグを作ってみました。ノートや資料、タブレット、ペンを入れてササッとミーティングへ行けるようなイメージ。
それから、30kg用の大きな米袋を使った入れ物を作ってみました。先程と同様に蝋引きをして質感の味と一緒に強度を足し、がばっと開けられるように(株)浅尾さんからいただいた丸棒で持ち手をつけてみました。
新たに入れ物を購入しなくても家にあるもので、野菜を保存しておいたり、古紙を入れたりするときも家のインテリアに馴染むようなものがつくれたらいいなぁという思いから誕生。ミシン作業が多く素材をこねくり回して作ったので、もう少し簡単に作れないか思案中です。
どんな風に仕上がっても自分でつくったものだと愛着が湧いてくるのもアップサイクルの良いところ。手を動かしはじめると工作が楽しくなってきて次はどんなもの作ってみようかなーとだんだん意欲が湧いてきますね!
みなさんもこういったマテリアルズをつかって、新しいものを生み出してものづくりの面白さを体験してみませんか?
SNSなどで作品を発表できるプラットフォームがずいぶん増え、個人でも発信が気軽にできるようになりました。背景のある素材を使ったクリエイティブな体験や作品を披露しながらコミュニティの輪を広げ、ものづくりの楽しさを一緒に味わいましょう!
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