誰も使わなくなった場所を私たちなりのやり方で活用してみたい

まずは空間を白く塗りつぶしてみよう！

“びわ湖とまちをつなげる”というテーマを掲げて、さまざまな催しをやってきた我々の次なるチャレンジは、元国民宿舎『豊公荘』を湖畔のサードプレイスに生まれ変わらせること。

お金をかけてやることもできるけれど、まずは、私たちなりのやり方できれいにして活用してみようと、掃除道具と白いペンキの入った一斗缶、ローラー、ハケを準備。

この日の天気予報は、雪･･･。
幸い雪こそ降ってませんが、いよいよ湖北の冬の時雨が本格化しだした頃。電気が通っていない空間にだるまストーブをひとつ置いて、湖畔の場所づくりがスタートしました。

私たちが使用して良い場所は豊公荘の食堂スペース。
全体を掃き掃除が終わったら、ちょっとだけ試し塗りしてみようということになり、プロジェクトリーダーのキリさんが、ローラーを片手に手始めに柱を塗り出しました。

やりはじめると、案外楽しいペンキ塗り。

スタッフで床磨きのようにゴシゴシ白く塗っていきます。

ビニール製の幅木はこの際、思い切って外します。

今日はゴミやほこりを掃除するだけの予定だったのが、試しに一部を白く塗り始めたことで面白くなり、どんどん白くなっていく。空間の一画だけではあるものの、白くなるだけでずいぶんと見違えてきました。

ある程度キリの良いところまできたので、珈琲ブレイクをしたら、本日はこの辺りで作業終了。
なかなか1日では終わらない作業ですが、ペンキ塗りはやりだすと楽しいし、空間が変わっていく様が面白く、寒い日の良い運動にもなりました。

公共空間を自分たちの手でリノベーションするなんて、めったとない機会。空間から手作りするのもまた一興です。

いつか無くなってしまう場所だからこそ、取り壊される前にこの場所につくられた価値や意味をもう一度見直し、豊公園の新たな可能性を探ってみたい。ここがどんな場所に生まれ変わるのか、湖畔の場所づくりはまだスタートしたばかりですが、夢は膨らむばかりです。

湖畔の場所づくりを一緒にしませんか？

『湖畔の場所のつくり方 PROJECT』では、一緒に豊公荘を面白い空間につくりあげていくサポーターを募集しています！

掃除、ペンキ塗り、プロジェクトへのご参加などなど･･･手を動かして、実際に場所をつくりながら、私たちと一緒にまちや空間を面白してみませんか？

びわ湖の近くの屋内空間に関心のある方、表現活動をされている方、建物のリノベーションをやってみたい方、ものづくりや空間づくり、企画プロジェクトに関心のある方、老若男女どなたでも参加ＯＫです。飲み物くらいしかふるまえませんが、ご参加お待ちしています！

近日の作業日スケジュールは以下の通りです。
ご参加希望の方は、info@nagahama36.comまで、氏名、参加人数、参加日時をお知らせください。

《 作業日スケジュール 》

1月 8（月）、9日（火）	10 :00〜12:00
2024年 1月 15（月）、16日（火）	10:00〜12:00
2024年 1月 22（月）、23日（火）	10:00〜12:00
2024年 1月 29（月）、30日（火）	10:30〜12:00
場　所	豊公荘（食堂スペース）
内　容	ペンキ塗り、掃除、豊公荘をつかったアイディア出しなどなど･･･！
服　装	作業中は汚れます。汚れても良い服でお越し下さい。
問合せ	info@nagahama36.com ／ 氏名、参加人数、参加日時をお知らせください。

作業が進むにつれて、塗装が終わって次の作業に移っていることもあります。
その辺りの近況報告はIntagram @nagahama36にて近況を発信していこうと思います。
『どんなことしてんの～？』の顔出し応援や、『がんばれ～』の差し入れも大歓迎！お待ちしております♪

場づくりの様子はＳＮＳで発信します！

『湖畔の場所のつくり方』の進捗情報はＳＮＳでも発信していきます。
Instagram @nagahama36
リノベ作業日は、顔を出してもらったり、一緒に場所づくりに参加してもらってもＯＫです！びわ湖畔のサードプレイスづくりにご関心がある方は、ぜひ一緒にやりましょう！