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2024.06.20
プロジェクト

レポート / ゴムボートで行く米川の小さな冒険

ゴムボートで行く米川の小さな冒険

長浜の街並みを抜けて、琵琶湖へと流れだす米川。
綺麗な水に触れて、たくさんの魚に出会い、そのうえ水深が浅く安心して遊べる米川。
今回そんなワクワクできて身近なフィールドである米川を、親子で参加していただける小さな冒険を開催しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

ルートなど詳細は
【参加者募集】ゴムボートで行く米川の小さな冒険
をご覧ください。

6月8日(土)
この日はとても気持ちのいい晴れの日で、長浜のまちなかでも大きなイベントがおこなわれており、観光客で賑わう長浜の歴史ある町並みの中にボートが並びます。
まち行く人は「このボートは何?」
「もっと早く知ってたら旅行のプランに入れたかったー」
など、たくさんの方に興味を持っていただけて、企画した僕も嬉しかったです!

当日は 13家族 全35名 の方が、西は兵庫県、東は岐阜県から親子で参加してくださいました!
中には中学生1名での参加も!

イベントスタート!

今回使用した船は「パックラフト」Packable(収納可能な)+ raft(船)を意味します。
畳むと50㎝ほどのサイズですが、付属の袋で空気を入れると3mほどになる姿に参加者の皆さん驚かれていました。

インストラクターとしてレクチャーしてくださったのは、僕も大好きなアウトドアショップ ハイマートベルクの市村さんです。
午前の部、午後の部ともレクチャーから始まり 各々がシミュレーションをしながらPicnicBaseから出発!

3mほどの船を持って歴史的な町並みを抜けていく風景は、僕にはとても新鮮で、ワクワクしながらこの景色を見ていました。

入水場所はPicnicBaseから北国街道を南に行くと見えてくる、日の出橋。
はじめは慣れないパドル操作にみなさん苦戦していましたが、5分ほどでコツをつかむ子供も!

スタート地点から5分。
セブンイレブン横の落ち込みはちょっとしたアトラクション気分で楽しめます

落ち込みからいくつか橋を抜けると 左手には曳山の入った蔵が見えてきます
「曳山祭りって知ってる?」
「川の上からだと普段見るより大きく見えるね!」
と話しながら、ここからは浅瀬なのでじゃぶじゃぶ歩くゾーン。
空気で膨らんでいるパックラフトは浮力もあり、お父さんが乗っている船をお子さんが引っ張る姿も見られました。

ここからは川幅も広くなり パックラフトの操作にも徐々に慣れてきて、自分だけで操作できる子が増えてきました。

少し進むと 長濱浪漫ビールの蔵が見えてきました。
保護者さんと
「川の上で船に乗りながらビールが飲めたらいいね」
「漕ぐのが上手くならないと飲めないね」
なんて話しながら琵琶湖へ向かっていきます。

漁港まで出てきました。
集合写真を撮るために真ん中に集まれるぐらい、みなさん上手にパックラフトを操れるようになりました!

びわ湖に到着!
この日は風も穏やかで岸から少し離れた場所まで行けたので、各々家族の時間を楽しまれていました。

米川は最高の遊び場!

歴史的文化的な街並みを感じながら、
ボートに乗ったり水の中をじゃぶじゃぶ歩いたりしながら、
ときには魚と触れ合い、徐々に広がっていく川幅を感じながら、どこまでも広がる琵琶湖に出ていくという、
ボートの上からでしか感じられない様々な米川の姿を体験していただけました!

子どもたちにとっても、
はじめは浅く 琵琶湖に向けて徐々に深くなる米川は、新しいことにチャレンジできる絶好の場所だったのではないでしょうか。

僕は、まちの長老たちから聞かせてもらう
「わしらが子供のころは毎日米川で遊んでたんやで」
こんな話が大好きです。

今回のイベントをきっかけに、
米川やアウトドアについて何か1つでも興味を持っていただき、
普段から川で遊ぶ人たちがいる風景がまた戻ってくればいいなと思っています!

まちづくり会社では、
これからも川歩きや川床づくり、魚探しなど、川に関するイベントやコンテンツを発信していきますので、楽しみにしていてください!

この記事を書いた人
長浜賢太郎 / 長浜まちづくり株式会社
まちづくり会社の新入社員。
昔からの文化や、人と人とのつながりが大好きで、兵庫県から移住。
アウトドアも大好きなので、今年の夏は水のアクティビティを遊びつくそうと思ってます!