project

2016.12.23
散策のすゝめ

流木でつくるボタン

雨や雪がふったりやんだりで
湖北の冬の空はいつもどんよりとしています。
それでも外に出れば楽しいことが転がっていますよ!

朝の散歩

みち

霧が立ちこめた朝の湖のほとり
木立の中の道です。

たくさんの落ち葉を落として
モノトーンな装いの大木のあいだを歩きます。
スーッとつめたい空気を気持ちよくすい込みながら。

  ひろう

浜にはたくさんの流木が落ちています。
大きさ、色、かたち、いろいろ。

この日はボタンを作る材料を探します。
できるだけ硬い広葉樹の、
加工しやすそうな小さめの枝をえらんで持ち帰りました。

 

薄く切って削って磨いて・・・

きる

少し湿っていたので午後までストーブの前に置いておきました。
すっかり乾いてカラカラです。

ノコギリでまっすぐ丁寧にカットします。
手の力を抜いて、
道具の重さだけで切るくらいがちょうど良いと思います。

  けずる

波に打たれた外側はボロボロでしたが
ぎっしりと目の詰まった芯の部分はしっかり丈夫です。

切出刀でザクザクとだいたいの大きさと形を作って、
あとはひたすらサンドペーパーで磨きました。
荒い番手から徐々に細かく、
#320くらいでかなりツルツルになりましたが、
さらに細かい耐水ペーパーで水研ぎをしてみたら、
木目がくっきりと浮かび上がってきました。

  みがいた

何度かオイルを染み込ませて塗装しました。
光沢のある塗料を使ったり、
木目が活きるように塗り重ねをするのも良さそうです。

 

ワンポイントに最適


さっそく使ってみましょう!

いれもの

ランダムに角を落としたボタンは
カードケースの留め具に

おまもり2

カットしたらたまたま芯に穴が空いていた流木は
磨きも塗装もせずそのままアクセサリーに

ぼたん

念入りに形を整えたものたちは
お気に入りのジャケットに
さらに愛着UP!!

 

木の種類によって雰囲気いろいろ。
ボタンの形や仕上げの塗装、
そして合わせるものとの相性などなど、
かなり楽しみ甲斐がありそう。
アウトドアレジャーのオフシーズンにおすすめです!!