雨や雪がふったりやんだりで
湖北の冬の空はいつもどんよりとしています。
それでも外に出れば楽しいことが転がっていますよ!
霧が立ちこめた朝の湖のほとり
木立の中の道です。
たくさんの落ち葉を落として
モノトーンな装いの大木のあいだを歩きます。
スーッとつめたい空気を気持ちよくすい込みながら。
浜にはたくさんの流木が落ちています。
大きさ、色、かたち、いろいろ。
この日はボタンを作る材料を探します。
できるだけ硬い広葉樹の、
加工しやすそうな小さめの枝をえらんで持ち帰りました。
少し湿っていたので午後までストーブの前に置いておきました。
すっかり乾いてカラカラです。
ノコギリでまっすぐ丁寧にカットします。
手の力を抜いて、
道具の重さだけで切るくらいがちょうど良いと思います。
波に打たれた外側はボロボロでしたが
ぎっしりと目の詰まった芯の部分はしっかり丈夫です。
切出刀でザクザクとだいたいの大きさと形を作って、
あとはひたすらサンドペーパーで磨きました。
荒い番手から徐々に細かく、
#320くらいでかなりツルツルになりましたが、
さらに細かい耐水ペーパーで水研ぎをしてみたら、
木目がくっきりと浮かび上がってきました。
何度かオイルを染み込ませて塗装しました。
光沢のある塗料を使ったり、
木目が活きるように塗り重ねをするのも良さそうです。
さっそく使ってみましょう!
ランダムに角を落としたボタンは
カードケースの留め具に
カットしたらたまたま芯に穴が空いていた流木は
磨きも塗装もせずそのままアクセサリーに
念入りに形を整えたものたちは
お気に入りのジャケットに
さらに愛着UP!!
木の種類によって雰囲気いろいろ。
ボタンの形や仕上げの塗装、
そして合わせるものとの相性などなど、
かなり楽しみ甲斐がありそう。
アウトドアレジャーのオフシーズンにおすすめです!!