湖北の暮らし案内所 どんどん

2018.11.15
未分類

水辺探訪 川崎編

今回一緒に歩くメンバー

どんどんご近所の、西川さんに加えて、
生まれも育ちも川崎の、中井さんがガイド役を買って出てくれました。
おっちゃん率高目で参ります!!

白地図と新旧の空撮写真を準備しました。
一見するとまるでちがう町のよう。。
この50年で大きく変わっていますね。

ついつい水辺に目がいってしまうどんどん界隈
うつろい続ける様子はいくら見ても飽きることがありません。

7月末のいよいよ夏の陽射しが照りつけはじめたしいこの日
米川にはたくさんの子鮎たちが遡上しています。

前回の八幡東編に続き今回は長浜楽市付近から散策を開始します。

のっけからこんな場所!
エリアを熟知する水先案内人・西川さんによる妥協のないルート設定。

『クリスタルプラザ』ことゴミ処分場と
アートホテル長浜との間の細い路地(というより隙間?)を進みます。

西川/歩いてる人おらんみたいやなぁ。

て、
そりゃそうですよと言いたくなるような、
荒地をおっさんたちが進むという不思議な絵面。

しかしあなどるなかれ!

西川/おお、おったおった(喜)

子鮎が群れをなして遡上する姿をキャッチ。

竹村/本日初ですね(喜)

路地を抜けて国道8号線の歩道を進みます。

周囲はこんなんです。
全国津々浦々でおなじみの風景。
現代社会であります。

道沿いにはポッカリと取り残されて、しかししっかりと耕作されている田んぼ。
育ち盛りの青々とした稲がわれわれに訴えかけてくるようです。

「見えてるものがすべてとちゃうんやでぇー!」

そこへ西川さんの声が聞こえてきます。

西川/お!見てみぃ!!

一同/えぇ!?梅花藻!?めっちゃ咲いてますねぇ!!

普段は車でビュンビュン通り過ぎているこんなところにまさか梅花藻が咲いているとは!

※梅花藻(バイカモ):冷涼で流れのある清流に生育し、初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける水草。

中井/コンクリに覆われてるし、ゴミも捨てられてますけど、流れてる水がきれいな証拠ですよね。

しばらく8号線を行くと東西方向に流れる水路がありました。

中井/これ、米川ですよ。ちょっと行きましょか?

竹村/え!?行きましょう!!

炎天下、
マニアックな両親に連れ出された我が娘は早くもバテております。

子鮎がたくさん泳ぐ静かな流れを見つめる中井さん。

中井/造成地やらアパートやらいろいろできましたけどね。
   わしらが子供ん頃はこっから向こうはなーんもなかったんやけどな。

・・・想像力を膨らませましょう!!

現在地はココ。

8号線を少し西にそれた川沿いに立っています。
西側には分譲住宅地。
東側は、8号線沿いに商業施設が並んで、
その向こうに川崎の集落がありますが、
8号線が盛り土の上を走っているので景色は閉ざされています。

これが50年前の現在地。
中井少年は村の友達たちとよくこの村はずれまで来て遊んだそうです。

中井/凧あげたりとかね、日が暮れるまで遊んでましたわ。

村に行ってみましょう!
振り返って東側がこんな不思議な状況です。
盛り土の上の車通りの下を、歩道と水路がそれぞれガードで潜っています。
恐る恐る潜ります!

ガードをくぐってきました。
川崎の集落の南西端に到着です。

ここにもやっぱり子鮎が群れております。
本当に暑かったこの日、早くも水辺散策の隊列は乱れ、、、
実はこのとき、西川さんと中井さんが重要なことを話していたのですが、
聞き逃してしまっていたことに後から気がつきました。

川崎の集落の中心付近までやってきました。

中 井/これ、今立ってる足下が米川すね。
    みんな車乗るようになってこういう暗渠が増えましたよね。

参加者/そやな、うちの親元のほうも同じや。
    こうやって愛でるように歩くことは先ずないしな。

中 井/便利さが優先されてきましたよね。

竹村/おっ!出ました!井戸ですね!

中井/偶然やけどここ、わしのうちです(笑)

竹村/なんと(笑)クラッシックなかっこいい家ですね!
   井戸は自噴してるんですか??

中井/そうそう、ポンプのスイッチ切ってるけどこんだけ出てますね。
   ここらはよう湧いてますよ。

参加者/あ〜冷た!たまらんなぁ。

竹 村/こうも暑い日に冷たい水がコンコンと湧くって、何よりも贅沢ですねぇ!

よく見ればこのあたりはそこかしこに井戸。
井戸、井戸、また井戸。

2・3段の水槽を、上から
飲用、炊事用、洗い用と使い分けてきたのだそう。

澄んだ水の周りはしっとりとしていて、
いろんな種類の植物が育っています。
苔むした石積みとの調和がたまらない私。

集落の中道から見た風景①

集落の中道から見た風景②

集落の中道から見た風景②

中道を抜けて集落の東側に出てきました。
左に米川、正面に伊吹山。

中井/この先が水門、新川から米川がわかれてるとこですわ。

中井さんの指す先に、やや水量の多い新川がありました。

西川/これができるまではどんどんの辺りはしょっちゅう水浸かりしてたんやわ。
   米川、十一川、ほかもな。旧市街に入ってくる川の水が増えたときに、ここを閉めるようになって随分助かってんねんで。

中井/前はほんましょっちゅう浸かってましたね。

50年前はこんな感じ。

西川/川沿いは森みたいになってたなぁ。八幡さんの境内は今もそうやな。
   あんな感じで大きい木がたくさん並んでたわ。

竹村/今だと新川から〝わかれてる〟って言う感じですけどもとは違うんですね。

中井/新川の方が新しいわけですからね。

西川/そうや、こっちがもともとやでな。

その場所から米川はこんな感じで集落に向かって流れている。

石垣とコンクリの左右岸。
きらきらした水面の下には子鮎やカワムツが優雅に泳いでいる。

これからも大事にしたい風景。

竹村/ところで米川と八幡川に分かれるのはどこなんすか??

西川/さっき言うたやんけ。聞いてへんかったん??

中井/もっかい行きましょか笑

ぐるっと回って再びこの場所にもどってきました。

中井/ガードくぐってでてきたとこっすわ。

ジャジャーン!!

西川/右が米川で左が八幡川。

竹村/あー!ここだったんですか!

(さっきは子鮎に気を取られて聞いていなかった。。)

西川/けっこうおもろいな?

中井/おもろいか??

竹村/おもろいどころか、、感動してますよ!

   ここでわかれた流れがどんどん橋のところで再会するなんて、、

   切なくも温かいじゃないですか。。。

一同/(無言)

中井/どうでっしゃろ?

竹村/今日は見所ばっかりでしたねぇ!

西川/歩かんとわからんやろ??

竹村/ほんとに!!

と、声掛け人たちが盛り上がる傍で暑さにうなだれる皆さん。

今回はここまで。

竹村/次回は山科か口分田か、その辺りをお願いしていいですか!?

西川/あ〜あっこもいろいろあっておもしろいわなぁ。



というわけで次回も忘れたころに乞うご期待!!


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