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2019.07.22
スタッフの日常

ミカミのえそらごと ~ひらひら展現地調査~

えそらごと1-1

先日、梅雨のあいま、雨がやんだところを狙って
水辺のちいさな芸術祭 ひらひら(通称:ひらひら展)の
現場下見にいってきました。

この米川にどうやってTシャツをひらひらさせるか…
それほど大きくない川とはいえ、何かを渡らせようと思えば、
吊す方法や見せ方などなどそれなりに考えないといけなくて。

そうとなれば、何をどうしていいのやら…
残念ながらミカミは役に立ちません。悲

ここで、タケムラ店長にも打合せに入ってもらい
当日の段取りをアートラボの松野さんを交えミーティングです。

ここまできたら専門的な仕掛けが多くなってくるので、 もはや話について行けず…
私はもうひたすら広報に徹するのみ!w


えそらごと2-2

ただの野外展示じゃなく、そのもう1歩先へ踏み込んだことはできないか。
アートラボの松野さんは、空間の見せ方を考えます。

日常的にある「Tシャツ」を大量に水路上に展示することで非日常を体感できる
何かそこにメッセージが込められないか。

当たり前にある風景が、いつもと様子が少し違うことで
あぁ、こんな風景だったな。良いな。と立ち止まってもらえたら、
自分たちが暮らすまちに目を向けるようになってもらえたらな…
と、結構真剣に思っています。

えそらごと2-5

思い描いていたあのラフ絵の企画が、いろんなひとの手によって 良い意味でいろんな展開に広がっていく。
実はこのこと自体に意味があることではないだろうか、と思うのです。

1人ではとうていできないことも、人を介してアイディアが膨らんでいく。
どんどんを通して、近くで活動している様々なプレイヤーとの交流が うまれていることが私は嬉しくてなりません。

というのも私自身、まちなかを舞台に何か具体的に、しかも自発的に動いているのが 初めてだからかもしれません。
受動的でなく、能動的に動くほうがどう考えても大変だけど、その分面白い。
いまそれを体感している真っ最中です。

それに、まちに出ることで今まで気付かなかった風景にも出会えるのもラッキーですよね。
結構見て回った気でいてたのに、まだまだ出てくる出てくる。


えそらごと2-3

今回会場となる、ブランクチュールと曳山博物館の広場の間を流れる米川。
ここに川へ続く川戸があって、そこでは水辺と同じ目線になって 橋を見上げることができて、なんともカッコイイ!
さらにまっすぐ見れば、奥に八幡さんが見える。初めて気づいた。

えそらごと2-4

毎日通っている場所なのにこうやってじっくり見ることってそうそうないもんだなと ふと思ったのでした。

ひらひら展まで【あと12日】!


次回は、アートラボ内にて、Tシャツづくりの制作現場へ潜入させてもらったレポートです◎