第3回目の“これから”。
ゆるい座談会と言っておきながら、今回は思い切って外に出かけます!
向かう先は、“どんどん”から歩いて3分の曳山博物館。
『ご近所さんが川床(かわどこ)をつくる』と聞いて、
気になった角がおじゃましてきました。
えっ、なんだか博物館のホールがすごいことになってますね…!
これ、川床になるんですか?
そう!
ペットボトルとスチロールで板を浮かせて、人が乗っても沈まない川床にするんよ。詳しい話はあそこにいる田中さんに聞くと良いね。田中さんは、今回の川床づくりのメンバーのひとりだから。
田中さん、ペットボトルすごい量ですね。どうやってこんなに用意したんですか?
ん?秘密や。
秘密ですか(笑)
全部で500個くらいやな。板に取り付けたら川床10台分になるんや。米川にそれ浮かべて「米川まつり」をやろう思て。日にちはコロナ次第やけど、7月にできるとええな。
米川でまつりをするんですか!良いですね~、夏に川床でまつり。このまえ米川でホタルを見たんですけど、それくらい綺麗な川の上で涼むのって気持ちいいでしょうね。
な、ええやろ。
ちなみにホタルはな、ここらへんの人が放流してるんや。
えっ知らなかったです…!米川が好きな人が地域にたくさんいらっしゃるんですね。今日ここに集まってる人たちもそうですよね、みなさん楽しそうに川床つくっていて。
今日は28人来てくれてるわ、子どもも含めてやで。すぐ近所の人もいれば、ちょっと離れた下流に住んでる人も来てる。でもみんな強制じゃなくてな、来たい人が来てるんや。だって楽しくないやろ?強制にしたら。
そうですね。
楽しいほうが、広がる思うんや。
たしかに、楽しかったら人に話したくなるし、誘いたくなります。こういう地域の催しものって、何となく強制参加ってイメージがあるんですけど、それに比べて米川まつりは気軽に参加しやすいですね。
おーい角くん、こっち、もう出来上がるで!
お!すごい!
おぉ、ええ感じに出来てきたな。
雨も止んだし、試しに1台浮かべてみよか。安定するとええんやけどな(笑)
そういえば、どうして川に固定しないで、わざわざ浮かべるんですか?米川に柱を建てて、床をつくれば安定しそうなのに…。
川に勝手にもの建てたらあかんからな。浮かべるのは大丈夫や。さ、そんなことより、浮かべるで!
曳山博物館の前を流れる米川に運んで…
慎重に…
着水!
よし!それじゃあ誰か乗ってみよか。
(いよいよだ。安定するのか…?)
トップバッターは地域づくり協議会の岡本さんとお孫さん。ゆっくり体重をかけて…
乗れた!拍手!
おお~!すごい。2人乗っても十分浮くんですね。
大成功やな!
この川床をいくつか連結させればもっと安定するやろ。そういう川床の“島”を、この曳山博物館からどんどん辺りまで、ポン、ポンと浮かべられたら、景色ええで~。
その景色見てみたいです!米川まつりでは、川床を浮かべて何をやるんですか?
「米川バー」やりたいねって皆で言うてるんや。浮かべた川床でちょっと1杯♪とかね!
米川バー!良いですね~。長浜浪漫ビールが飲みたい。当日まで待ち遠しいです。
6月27日には「川歩き」もするから、良かったら来てな。米川をざぶざぶ歩くんや。
それも楽しそう!
川床づくりの会場、曳山博物館に到着して驚いたのは、その活気でした。板を加工する人もいれば、ペットボトルを束ねる人もいて、それぞれが楽しそうにおしゃべりしながら手を動かしているのです。
10台の川床をつくり終えて、コーヒーとお菓子で一服。
活気が雨雲を吹き飛ばしたのか、梅雨空なのに作業中は不思議と雨が止んでいました。
田中さんがおっしゃっていたように、行きたくて行くほうが楽しいですよね。自分たちが楽しみながらつくりあげていく「米川まつり」は、絶対に楽しいはず。
日にちや詳細が決まったら、どんどんのホームページでもお知らせするので、ぜひチェックしてください!お楽しみに!
おわり。
おう!角くんこっちこっち!もう始まってるぞ~。