湖北の暮らしの一端をご紹介するムービーができました!!
もくじ
湖北の暮らし案内所どんどんで作った映像2本のうち、
これはただただ野山で遊びつくす一日を追ったもの。
町とフィールドがすぐ近くにある長浜ならではの
日常の魅力がぎっしり詰まっています。
今年はこのムービーに登場するような
フィールド系ワークショップも企画していきますよ◎
スタート地点は長浜旧市街にあるシェアハウス絹市。
かつて醤油醸造を営んでいた商家をリノベーションした住まい。
オープン以来番人のように住んでくれている
アイザックの目覚めから始まります。
玄関の向こうに現れるのは店長タケムラ。
今は少し離れた場所に引っ越しましたが
以前は毎週のようにこんな感じで遊びに行ってました。
どんどん橋を渡ってさあ出発!
町を出て自転車をとばすことわずか15分で広がる田園。
夏の盛りですが朝の風が爽やかに吹いています。
前方、頭が雲に隠れているのが「伊吹山」
左手前には稜線のなだらかな「七尾山」、
右手前は「横山」で、ここが目的地。
米原市と長浜市の間に低く長く屏風のように伸びる
いろんな楽しみ方がぎっしり詰まった山なんです。
さらに15分でいよいよ横山の麓に到着。
日吉神社にお参りをしてトレイルに入ります。
雨上がりのこの日、
まちなかは徐々に明るくなっていても
森の中にはまだ朝露と霧が漂っていました。
頂上までは30分ほど、そこから尾根づたいに南へ移動して
琵琶湖のほとりに広がる長浜の町を一望できる場所に出ます。
かつて京都上洛を目指した織田信長は
小谷山の浅井攻めに際してこの横山に城を築き、
後の豊臣秀吉らの家臣とともに眺めていたのと同じこの景色。
戦国はるかなれども想像力はどこまでも広がります。
横山にはほかにも王朝時代の古墳群や、
後鳥羽上皇ゆかりの史跡など、
歴史ロマンを掻き立てる痕跡がそこかしこにあります。
それを線で繋ぐようにトレイルを歩く、、、
まさに宝の山のような、ほんとうに恵まれたフィールドです!!
MTB仲間の佐野さんも合流。
爽快なアウトドアを楽しむハードルは高くありません。
町の裏山のような横山はなおのこと。
ちょっとした食材をリュックに詰め込んで、
家族みんなで出掛けるピクニックにもピッタリです。
道中汗をかいた後に、
心地良い風に吹かれて味わうコーヒーは格別ですね。
峠地蔵さまをお参りして観音坂の旧道を下ります。
今は歩く人もほとんどいないこの区間。
狭い切り通しの道は、両側が緩い傾斜になっていて
気持ちいいコーナーが連続する格好の遊び場。
台風や雪の去った後は倒木や落ち葉でいっぱいになりますが
これからもずっと良い環境が続いていくことを願いつつ、
そんな時は道の周りの整理に勤しみます。
石田町坂下へ下りたあと山すそを移動。
石田〜堀部〜保田〜垣籠と、
澄んだ水の流れる美しい集落を次々と通過していきます。
姉川の水を巧みに引き込んだこの流れは「郷里井」
北郷里エリア一帯の農地を潤す湖北らしい水網のひとつ。
水路は集落の中を幾筋にも別れて
家々の間を縫うように流れていく途中には、
カワドと呼ばれる石段のある洗い場があったり、
各家の門口につながるいくつもの橋が架かっていたり、
何より、きれいな水のそばには魚や鳥や水生昆虫、
それに瑞々しい植物たちがエネルギッシュで
見るほどにひき込まれる風景が次々と展開します。
知る人ぞ知る鮎の獲れるポイントに到着。
タイミングが良ければタモでもすくえるほど。
人気スポットのためこの日も先客がいますが果たして、、、
ちょっとだけ獲れました。
これで十分。美味しくいただきましょう!!
獲りすぎと安全に注意して遊びましょう◎
暑い日中、しばしの昼寝。
夕方、この日の最後は約束のある琵琶湖畔です。
少しずつ仲間たちが集まり、
美味しい食べものが集まり、
すっかり日が暮れる頃、
楽しい宴がはじまりました。
「今日は何してた?」
「遊びすぎでしょ 笑」
「とれたて鮎美味しいね!」
「ほんまに贅沢なことやでぇ〜」
お盆の近いこの日は帰省組も加わって、
穏やかな時間はとてもゆっくり流れていくのでした。
<おしまい。>
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というけで完成した動画はこちら。
ぜひともご覧ください!!
映像:曽我 匠
音楽:高田 充