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2020.08.20
新着情報

イベントレポート/米川とうろう流しを開催しました

本格的な暑さの中、地域の人たちの足がますます向く、涼しげな米川。
8月2日(日)は、Nagahama art laboさんと「灯ろう流し」を共同開催しました。

灯ろうが川に映って、なんとも綺麗です。

流した灯ろうの数は、100個以上!
Nagahama art laboに通う子どもたちの灯ろうや、
当日どんどんにてワークショップで作ったミニ灯ろうが、米川をいろどりました。

和紙の貼り絵でアジサイを表現したり、カラーペンで星座を描いたり。
子どもたちが工夫してつくった夏らしいデザインが、
水辺に集う人を楽しませてくれます。

Nagahama art laboは今年はオンライン講義が大半という難しい状況下で、
米川灯ろう流しという初の試みにもかかわらず、
生徒さんたちと素晴らしい景色を見せてくださり「すごい…!」の一言です。

こうして川べりから間近で見られるのは、
まちなかを縫うように流れる小さな米川ならではかもしれません。

「あ!わたしの来た!」と自分の灯ろうを見つけてよろこぶ女の子。
「ねぇまだー?全然来ない~」と待ちきれない男の子。
「あれちゃうか?」と子どもに話しかける家族の人たち。

途中、水草に引っかかっている灯ろうを、
スタッフが川からレスキューする一幕も。

夏の夜のたった2時間だけの景色でしたが、
いろんな場面があり、ゆったり流れてくるひと時を
家族で気長に楽しむ光景があちらこちらで見られました。

ところで当日は“どんどん”もいつもと違う光景。
「スーパープチ縁日」と銘打って、
かき氷やラムネ、フランクフルト、くじ引きをご用意!

夏の縁日と言えばこれですよね~◎
スタッフ総出で、どんどん縁日チームと、
灯ろう流しチームに分かれ、まちの盛り上げ役をお手伝いしました。

今年は、新型コロナウイルスの影響で、どこもお祭りや行事が延期・中止…。
子どもも大人も、つかの間の夏祭りの雰囲気にほろっと表情がほころびます。

逆に、こちらは少し緊張感のある顔!
地域の皆さんと一緒に作った“川床”を出動させて、 子どもたちに体験してもらいました。
ぷかぷか揺れてスリルのある川床は、
子どもたちにとってはちょっとした冒険のようです。

日が暮れる頃には、米川の真上を渡した“提灯”もいい雰囲気。

灯ろうを流したり、
川床を浮かべたり、
提灯を渡したり…。

普段はサンダル履きの水遊びや小魚観察の場所になる米川ですが、
それ以外にもいろんな楽しみ方ができることが改めて見えた催しとなりました。

「米川を、水辺を、どうやって楽しめるだろう?」
「とりあえず、ざぶん!と入ってみよう…!」

川がある何気ない日常に、ちょっとでも目を向けて頂ければ嬉しいです。
お近くの方は、涼をとりに米川までぜひいらしてください!

写真:森岡賢哉・長浜まちづくり株式会社